
日本国内には、多種多様な歴史資料・文化財(学術資料)が現存し、それらは重要な学術研究資源としてのみならず、社会的な振興・発展に資する文化資源しても注目されています。そうした学術資料の重要性が増す一方で、資料喪失の危機や、資料保存・継承に対する考え方・価値観の変化など、様々な課題が生まれ、また、社会の現状を反映した、資料への新しいアプローチの確立などが求められています。
学術野営は、全国の大学関係者・学芸員・研究者・市民等が集まり、学術資料に関する物理的な継承、情報公開および共有、社会での利活用など、多面的かつ学際的な議論を、自由かつ能動的に展開することを目的とします。プレイベント「火起こしの会」で問題提起・論点整理を行い、それを元に本番の議論に臨みます。
今年は「“地域”の実態を捉え横断的な学術資料の保存・継承を考える〜“地”に足をつけた議論をはじめるために〜」をテーマとし、学術資料をめぐる地域特有の課題と、学術資料に関する地域・分野横断的な課題について考えてゆきます。
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https://amane-project.jp/post-1684/
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